■アミックプランでオーストラリアに行った方の体験記

Whitsundays College of English
長年あこがれてきた留学への夢――
それがやっと50代になってかなうことになりました。オーストラリアのAirlie BeachにあるWhitsundays College of Englishという学校が私の留学先です。Airlie Beachは、ケアンズから飛行機で約1時間のクイーンズランド州にある風光明媚な観光の町です。
2005年12月5日(日)の午後、ブリスベンから乗り継いだ飛行機がプロサパイン空港に到着し、出迎えてくれたホストマザーのJullianさんの車でホームステイ先の家へ向かいました。Jullianさんの家は学校から約5分という便利さに加えて、私用のベッドルーム・トイレ・シャワールームが完全に分離した真新しいお家で、滞在中とても快適な生活を送ることができました。

授 業 風 景
入学した日、まず所属クラスを決めるテストがあり、私はInterrmediateのクラスで勉強することになりました。学校の始業は8:35でしたが、1校時8:35〜10:40、2校時10:55〜12:40、3校時12:50〜13:50と進んでいく中で、Lunch Timeが10分ととても短いことには困ってしまいました。ほとんどの学生は、Morning Brakeの15分間に軽食をとり、後は2校時終了後遅めの昼食を食べるという生活をしているようでしたが、私は規則正しい昼食をとるために、なるべくサンドイッチのお弁当を作って持っていきました。
1、2校時はテキストを使った通常の授業でしたが、1クラス4〜6人の少人数編制だったので、Reading、Writing、Speaking、Listeningといった学習を常に緊張感を持って楽しく進めていくことができました。特にgrammerは私も含めた日本人が得意な分野で、自信を持って取り組むことができました。午後からの3校時は「Austraian hisitory」「Social problem」「English comic」等のSpecial Classが用意されていて、希望者は所属クラスに関係なく選択受講する仕組みになっていました。私は、「Austraian hisitory」のコースを選択しましたが、これはspeakingとTalkingが中心のかなりハードなクラスで、その分野の苦手な私は、ほとんどついていけませんでした。また、毎日homeworkがあり、復習や予習も含めて毎晩2〜3時間の勉強をしていました。

Excursionでのバーベキューランチ
それから、私は入学時「Evergreen」というコースを選択していたため、3校時終了後、週に3日activityが計画されていました。2時間のHorse RidingやRainforest(熱帯雨林)の散策、Proserpine Museumの訪問など、オーストラリアならではの体験をすることができました。また、毎週金曜日は学校のExcursionがあり、港での釣りやバーベキューランチをクラスメイトと一緒に楽しむことができました。
Airlie Beachは、沖合にグレートバリアリーフが広がっているので、年間を通して世界各地からたくさんの観光客が訪れます。でも不思議なことに、海岸で泳いでいる人は一人も見かけず、Lagoonという広いきれいなプールでみんな泳いでいました。それは、特に夏期を中心に海辺にはjellyfish(くらげ)が繁殖していて、それにさされると危険であるため海では泳がないということでした。

White Heaven Beach

stinging suitを着ての水泳
私は学校が休みである土・日曜日は、観光客に混じってグレートバリアリーフとホワイトヘブンビーチへのツアーに参加することにしました。港から船で約2時間、Great Barrier Reefの上に浮かぶポンツーンの周りにはカラフルな魚がいっぱい泳ぎ回っていました。さらにダイビングで海底にもぐると、いろいろな形のまさにお花畑のようなサンゴとその間を行き交う色とりどりの魚がひっきりなしに目の前を通っていくので、感動の連続でした。特に私の体よりも大きいナポレオンフィッシュに出会ったときには、その大きさに圧倒されてしまいました。また、ホワイトヘブンビーチでは、泳いでいる私のすぐ横を亀が泳いでいたのには、本当にびっくりしてしまいました。ホワイトヘブンビーチは、真っ白な砂の浅瀬が数キロに渡って続いており、言葉通り”天国”を想像させる美しさでした。もちろん、いつも海に入るときには、必ず水着の上に体をすっぽりと覆うstinging suitをきて、クラゲの被害にあわないように気を付けていました。
Airlie Beachは、夏期の気温が連日35〜38℃くらいまで上昇する上に紫外線がとても強く、油断しているとすぐ日焼けをしてしまいます。また近年少雨で、熱帯雨林でも所々で枯れた木が目立つなど、水不足が深刻になってきています。

台所のシンク
そしてそれは、人々の日常生活にも影響を及ぼしており、オーストラリア人は水をとても大切にしています。例えば、私がホームステイした家では、台所のシンクが二つに区分されていて、一方のシンクにためた水で洗った食器を、もう一方のシンクにためた水ですすぐなど、水を節約できる仕組みになっていました。事情を知らないで、初め水を出したまま流し洗いをしていた私は、とても恥ずかしい思いをしました。
ホストマザーのJullianさんは一人で住まわれていましたが、会社も経営されているキャリアウーマンで、夜間仕事で出掛けることもあり、大変忙しい方でした。しかし、ドライブが趣味の一つということもあって、休みの日には周辺の景色の美しい高台や遠浅の砂浜が続く海岸へ私を連れて行ってくれました。Jullianさんが「一番好き」と言っていたこれらの風景の中に、私は自然をとても大切にしているオーストラリア人の心を学ぶことができました。思い出の多いAirlie Beachでの私の留学体験は、その美しい風景とともに、これからもずっと私の心の中に残っていくことでしょう。
Amic フジ重信校 渡部美知子さん